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初代サイトの命日が3日後に迫った

自分用のケータイが手に入ってやってみたかったことのひとつに、「自分のHPを作る」っていうことがありました。

当時既にSNSはあったのでそっちにも生息してたんですが、個人サイトに育まれた人間だったので自分の城というかそういうのがほしくて…。

それで開設したのがwixに移転する前の「すとれんじ。」(http://74.xmbs.jp/surume/)というサイトです。


惰性で長年残してきましたが、ついに今月末に消え去ることが決まりました。


mobile spaceというモバイル向けHP作成サービスを使用して、ガラケー向けコンテンツ(電池電波画像だったりデコメだったり)公開をしてました。なんでガラケー向けコンテンツか?っていうと、そういうのを自分で使いたくて作ったものの、自分だけで使うのなんかもったいないな…と思ったからです。二次創作イラストコンテンツは他の個人サイトさんのお絵かき掲示板で満足してた節があったのでいいかなと思って当時は作らなった。



10年を経て今は一般的な二次創作サイトになったわけですが、なんと半年前までサイトTOPのURLを一度も変えずに上の奴のまま告知していたのだった!貴様正気か?

理由としては単純に、URL変えたり新しくサイト作ったらリンク貼ってくれてる人に変えました連絡をしなきゃいけないな…めんどうくさいな…と思って…その…怠惰ですただの…すみません…。


あとは単純に、なんかの拍子に自分のサイトへのリンクを踏んで「うわこのサイトまだある!懐かしいなー」と思ってくれる人が一人くらいいてくれたら嬉しいな、っていう!ネットコンテンツって案外儚いもので、昔好きだったサイトとかもう一度見たい作品とか、交流してた人たちに二度と巡り合えないさみしい思いをすることがままあるのは自分もよく知ってるので、



個人的モバスペのスゲーポイントは、公開した画像に「転送不可設定」っていうのを簡単にできたところです。ネットに公開した画像って二次配布されがちなのでここ非常にスゲーって思いました。ガラケーにはスマホのスクショという機能もなかったから完璧だった…。画面メモはあったけどあれは端末内から出せないからね、

これするとPCからは閲覧できなくなる(ガラケーでしか表示されない)けど、そもそも「SHARP製の一時代のガラケーでしか使えない簡易きせかえツール」っていう非常にニッチなやつだったから、PCで見れる必要もなかったですし。



モバスペ、広告がエグいのと、メイン利用層がクラスのイケてるJK達の個人HPっていうイメージ強いけど、当時としてはかなり多機能で優秀なサービスだったと思います。

日記、アルバム、掲示板、WEB小説、メールボックス、拍手、アクセスカウンターとキリ番掲示板…みたいな需要ありそうなのは標準装備だったし、キャリア限定(docomoだけとかそういうやつ)コメントとか、ファビコンとか、決まった日時になったら表示するコメントとか、更新履歴画像の自動生成↓とか、



これ、更新画像表示の独自タグ一個ポンと記述しておけば後は勝手に最終更新の情報になるの簡単すぎて地味にすごくないですか?更新履歴更新し忘れることないという画期的奴…!



スマホ時代でもう需要はないから倉庫みたいになってたし、いつか終わりがくるものだと分かってはいたものの、長い間お世話になってたものが消えてしまうのはやっぱり悲しいなぁ、

でも突然404じゃなくてちゃんと事前に告知だしてくれて、「データバックアップは面倒見切れません!各自でやれ」というけど具体的にサービスを提示してくれる辺り、最後まで慈悲があって、ここでサイト作っててよかったなぁ。


最終日はド平日なので若干死にかけてる気がするけど、最後の瞬間見届けようと思います。mobile spaceさん長いことありがとうございました!

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